初めてのプロツアー 第二部
◆第二部

金曜日。
会場は昨日以上に込み合っていた。参加者全員が集っている証拠だ。

ドラフトのポッド番号が発表され、自分のテーブルを探す。
テーブルに置いてある席順表の紙切れは、ネットで見たことがあるものと同じで、すぐに理解できた。

まずはHJアナウンス。
その最初に「first protour」「stand up」の単語を聞き取れたので立ち上がった。
周りのテーブルからも何人か立ち上がっている。全体の1~2割といったところか。
そして、HJの「welcome to protour!」の掛け声とともに会場は拍手に包まれた。
プロツアーに来れた喜びを感じながら、他の初参加の人たちも祝福でき、印象に残るできごとだった。

R1~3。ドラフト。
地元愛知・岐阜の仲間たちに協力してもらい、ドラフト練習には時間をかけた。
とはいえ行ったドラフトは6回。トッププロの方々の合宿に比べたら全然足りない。
それでも気負うことなく、今の自分のドラフトをしようと、最初のパックを開いた。

1-1《艱苦の伝令/Herald of Anguish》に内心でガッツポーズ。
しかしこれはドラフト。流れに任せて青白へ。

R1 Dean, Paul ○○ 青黒t赤(下家)
R2 Cejas, Jose Adolfo ○○ 白緑(上上家)
R3 Hayne, Alexander ○○ 赤緑(上家)


圧倒的デッキパワーで3-0。嬉しい。純粋に嬉しかった。
この幸運に感謝しつつ昼食へ。

ここで、関川大智さんに声をかけられた。
彼もLv1ジャッジらしく、ジャッジ活動の中で僕のことを知っていたようだ。
こちらは知らずに申し訳ない。
他にも初参加という方が数名集まっており、プロ以外にも日本からたくさん来ているんだということを知った。


R4~8。スタンダード。
デッキは黒緑昂揚。
出発前の週末に、地元岐阜の仲間たちに協力してもらい作り上げた。
その場でサイドボードプランまでしか詰めることができず、プレイの練習は出発後となった。
同行者の高橋さんに空港やホテルで相手をしてもらい、ある程度の感覚を掴み本番へ。

R4 Stark, Ben ×○× マルドゥ機体
殿堂ベン・スタークさん。
集中力が足りず、こちらがミスした所で逆転されてしまった。見事だった。

R5 Majlaton, Alex ○○ 白緑アグロ
R6 Perez, Raymond ○○ 青赤コントロール

G1。両者ダブルマリガンで和むなど。

良く聞く話だが、海外プレイヤーは初手を取る前に「good luck」と声を掛け合う。
この辺りから僕も「good luck」と自然に返すようになってきた。

R7 Boussaud, Eliott ×× マルドゥ機体
試合後にゲーム中の1シーンについて尋ねてみたら、丁寧に返してくれた。
つたない英語でも、彼と感想戦ができたことが嬉しかった。
また、彼の友人がそばにいたのだが、僕との会話をフランス語(?)で通訳していたのは面白かった。

R8 Kiihne, Zachary ×× 4色サヒーリ

スタンダード2-3。こんなところだろう。特に落胆は無かった。
何せ、明日もこの場所でマジックができるのだから。
それだけで十分だった。

総合5-3。




第一部→http://mantle2010.diarynote.jp/201702170211367024/
第三部→http://mantle2010.diarynote.jp/201702170216404340/

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Aki

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